Japanese
English
研究と報告
脊髄損傷者退院後の実態調査
The actual status of spinal cord injury-patints dischaged from Tohoku Rosai Hospital
山上 弘義
1
Yamagami Hiroyoshi
1
1東北労災病院リハビリテーション診療科
pp.352-355
発行日 1973年5月15日
Published Date 1973/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1518100627
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はじめに
労働災害,あるいは交通事故などにより脊髄損傷になる者が多くなっている.反面脊髄損傷の治療に対する研究も進み,治療期間も短縮され胸腰髄損傷において受傷1年以内の社会復帰もみられるようになったが,社会復帰した者がどのような生活を行なっているのか知るため,過去5年間に当院リハビリテーション診療科を退院していった82名に対し,排泄,褥創,家屋設備,歩行,車,収入,他の者との交流および1日の過し方について,アンケート調査を行なったところ68名より回収することができたので,その結果を報告する.
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