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講座
大腿義足のチェック・アウト(2)
Check out of Lower Extremity prosthesis (part 2-below knee prosthesis)
谷岡 淳
1
Jun TANIOKA
1
1虎の門病院溝の口分院
pp.51-54
発行日 1969年10月9日
Published Date 1969/10/9
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1518100255
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下腿義足に用いられたと同じパターンが大腿義足のチェック・アウトでも用いられる.義足は患者の立位,坐位,それに歩行時,義足をはずしてからの状態で評価される.クワドリラテラルソケット義足が評価される場合,ソケットが断端に正確についていることが特に重要である.そうでないとチェックアウト項目の多くは正しく判定できない.義足を使う患者の能力は,大腿切断者のチェック・アウトでは特に注意を要する.訓練欠除は,たとえ義足あるいは内・外科的に問題がないにしても,患者を可能な活動レベルに到達させなくする.
以下,大腿義足のチェック・アウトにおいて考慮すべき項目を検討し,解説を加える.
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