Japanese
English
器具の使い方
傾斜台
Tilt Table
梅田 晃昌
1
Kosho UMEDA
1
1岡山大学付属病院中央物療部
pp.52-53
発行日 1968年8月9日
Published Date 1968/8/9
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1518100138
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構造
(図Ⅰ,Ⅱ,レントゲンの透視台を利用したもの。)
板で作られたtableと,足のところには立位をとらせた時に,体重を支える仮が直角にとりつけてある。tableは水平位から立位(90°)までかえられる安定した鉄製の台についており,角度をかえるための手動ハンドルがついている。電動式のものもできている。最も簡単なもので,体を支えるtableと,足板の2枚の板からできて,ベッドや壁に立てかけて用いるものもある。また古いレントゲンの透視台を利用しても良いものが作られている。tableの両側にそれぞれ1本ずつ腕木が出ている。これは両手で握り,プッシュアップやバランスをとらせるのに用いる。腕木は身長にあわせて高さの調節ができる。また,この部分に広い板を置き,手の訓練を同時に行なえるようになっている。
不安定な患者はtableに固定するためのバンドが普通3か所についている。
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