特集 LPECの現状と課題
LPEC時の子宮傾斜に関する考察
牟田 裕紀
1
,
小高 明雄
,
井上 成一朗
,
竹内 優太
,
丸田 祥平
1埼玉医科大学総合医療センター 肝胆膵外科・小児外科
キーワード:
子宮
,
鼠径ヘルニア
,
腹腔鏡法
,
後向き研究
,
年齢因子
,
解剖学的変異
,
ヘルニア縫合術
Keyword:
Hernia, Inguinal
,
Uterus
,
Retrospective Studies
,
Laparoscopy
,
Age Factors
,
Herniorrhaphy
,
Anatomic Variation
pp.1048-1051
発行日 2021年10月25日
Published Date 2021/10/25
DOI https://doi.org/10.24479/J00645.2022028429
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当科で腹腔鏡下経皮的腹膜外ヘルニア閉鎖術(LPEC)を行った女児43例(平均年齢59.79±34.45ヵ月)を対象に、子宮傾斜の頻度や患者背景について検討した。その結果、子宮傾斜は27例で認められ、その発症頻度は62.8%であった。子宮傾斜を認めた群は認めなかった群と比べ、有意に年齢が低く、ヘルニア門サイズが大きかった。
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