目でみる耳鼻咽喉科
鼻出血—ファイバースコピーにより確認された出血部位と疾患
佐々木 好久
1
,
佐藤 学
2
,
石坂 敏男
2
1城西歯科大学耳鼻咽喉科
2社会保険埼玉中央病院耳鼻咽喉科
pp.986-987
発行日 1986年12月20日
Published Date 1986/12/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1492210227
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Locus Kiesselbachiiや鼻甲介前面以外からの鼻出血部位を確認することは困難であるが,ファイバースコープや針状鏡の使用により出血部位の確認の疾患の診断が可能になる。
嗅裂部は鼻中隔軟骨中隔板と篩骨正中板の接合部後方のため観察の不可能なことが多いが,ファイバスコープなどで観察も容易となり,出血部位も確認できる。
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