目でみる耳鼻咽喉科
Torus palatinus
渡部 泰夫
1
,
長谷川 哲
1
1大阪府立病院耳鼻咽喉科
pp.912-913
発行日 1983年11月20日
Published Date 1983/11/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1492209692
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硬口蓋の正中部を中心に指頭大の骨性の隆起を認めることがある。このような骨性の隆起は口腔では下顎骨にも認められるが,硬口蓋に多くみられ,これはtorus palatinusと表現されている。
本症は疼痛などの症状がないため,ある程度の大きさになり初めて腫瘤に気付き来院する。
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