目でみる耳鼻咽喉科
振子様扁桃症例
佐藤 克広
1
,
島田 均
1
,
古内 一郎
1
1獨協医科大学耳鼻咽喉科
pp.82-83
発行日 1982年2月20日
Published Date 1982/2/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1492209392
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振子様扁桃は1885年Juraszにより最初に報告され,1898年Finderが「振子様扁桃とは,扁桃自体がその茎により咽頭腔に懸垂したものである」と定義を与えているが,その定義についてはなお論議の余地がある。臨床上は,形態的に扁桃から発生した有茎性の腫瘤を振子様扁桃と呼んでいる。
診断は次に示す分類でなされている。
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