特集 今日の耳鼻咽喉科
日常診療に必要な知識
全身管理
局所麻酔剤使用上の注意
小倉 脩二
1
,
馬淵 春樹
1
1日本赤十字社医療センター耳鼻咽喉科
pp.895-899
発行日 1979年10月20日
Published Date 1979/10/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1492208986
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I.緒言
耳鼻科医は毎日局麻剤を使用している。たとえば通気に際する鼻処置,鼓膜切開,上顎洞穿刺,ルブリンスキー,内視鏡(鼻咽頭鏡,食道鏡,喉頭鏡,気管支鏡)など使用量は不定であるが,使用部位が多くの神経,血管の走路に当る重要部位であり(レーリー現象等),また一般的に危険を起こし易い点などを述べる。何か参考にしていただければ幸甚である。
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