Japanese
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薬剤
新局所麻酔剤Epirocaineの使用経験
Experimental use of Epirocaine a new local nartic
森 甲三
1
,
根本 達久
1
,
宮崎 英一
1
1東京慈恵会医科大学
pp.737-739
発行日 1958年7月20日
Published Date 1958/7/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407202221
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1905年,EinhornによりProcaineが合成されて以来,Procaineは安全な局所麻酔剤として一般に使用されている.しかし,Procaineには表面麻酔力の弱いこと,無痛効果発現までに時間を要すること(とくに伝達麻酔の場合),血管收縮力の少ないこと,Procaineに対する過敏症もみられること等の欠点がある.このため,常に新しい局所麻酔剤合成への努力が払われてきた.
1943年,スエーデンの化学者LöfgrenがProcaineとは構造を異にしたLidocaine(β-diethylaminoaceto 2,6-xylidide)
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