総説
嗅覚障害に対する最近の治療法
飯泉 修
1
1千葉大学医学部耳鼻咽喉科学教室
pp.487-496
発行日 1978年7月20日
Published Date 1978/7/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1492208671
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1.はじめに
昭和46年より3年間にわたつて行なわれた嗅覚測定基準設定の研究により,嗅力検査がルーチン化され,全国的に共通の検査用臭素が発売された。この間,嗅覚に関する基礎的,臨床的研究が急速に発展し,その成果が数多く報告されている。
本稿では進歩した中でも治療方法について,自験例を中心としてまとめてみようと思う.
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