特集 耳鼻咽喉科手術の危険度
鼻
鼻茸
高須 照男
1
1名古屋市立大学医学部耳鼻咽喉科学教室
pp.719-720
発行日 1969年10月20日
Published Date 1969/10/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1492207345
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鼻茸摘出の要領は十分な局所麻酔下に,蹄係をもつて鼻茸の茎部をとらえ,その基底部から完全に引きちぎり,再発をきたさないように心がけることにある。
したがつて,手術は一見容易にみえて手術に伴う危険性はほとんどないように思われるのであるが,ややもするとその手術の平易さになれて,不用意に摘出にとりかかると,予期しない障害に遭遇する場合のあることに留意しなければならない。
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