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Methyslonの使用経験
大藤 敏三
1
,
平野 一弥
1
,
石川 一彦
1
,
中嶋 紹治
1
1日本医科大学耳鼻咽喉科学教室
pp.975-979
発行日 1961年11月20日
Published Date 1961/11/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1492202772
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緒言
耳鼻咽喉科領域における手術に際して,出血が一番問題となり,その処置に困惑する事が多い事は日常多く経験する処である。
一方,近年低血圧手術が発達し,その方法経験等が誌上に発表されて来たが,解剖学的関係その他の理由で低血圧手術を応用しにくい手術部位もあり,又施行に際して必要な医師が足りず,施行したくとも出来ない場合もあり得る現状に於て,かつ術後性出血等を考える時,従来の止血剤にまさる製剤の出現が望まれる。
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