Japanese
English
--------------------
抗真菌剤フェニール・11・ヨード・10・ウンデシノエートおよびその複合剤の生毛部白癬に対する効果
EFFECT OF PHENYL-11-IODO-10-UNDECYNOATE ON DERMATOMYCOSES
原 宜之
1
,
北村 公一
1
,
丸岡 和也
1
Yoshiyuki HARA
1
,
Koichi KITAMURA
1
,
Kazuya MARUOKA
1
1九州大学医学部皮膚科教室
1Department of Dermatology, Kyushu University, School of Medicine
pp.817-821
発行日 1966年7月1日
Published Date 1966/7/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1491204427
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
I.はじめに
ウンデシレン酸に改良が加えられ強力な抗菌力を示す11・ヨード・10・ウンデシン酸(K-4172物質)に関してはすでに報告したが(皮と泌,27:536,昭40),今回のK-4249物質はそのphenyl esterである。K-65-A剤はこのK-4249に2-4-6Tribromophenyl Caproate(K-955物質)を加えたチンキ剤で,われわれはとくに既報のK-64-A剤とK-65-A剤との比較,あるいはK-4249単独剤と955物質を配合したK-65-A剤との比較を目的として動物実験および臨床実験を行なつたのでここに報告する。
Copyright © 1966, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.