紹介
膀胱鏡検査に続発する発熱,他
pp.383
発行日 1962年5月1日
Published Date 1962/5/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1491203270
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N.B.Milberg & H.B.Hermannは経尿道的操作後に細菌の侵入或は下部尿路に常在する細菌の活動化により尿路感染を来した結果,屡々患者が発熱する点に注目し次の如き実験を行つた。
1.尿から分離された細菌の抗菌物質感受性,2.これ等細菌のコロニーカウントと検査後の発熱との相関,3.検査前の抗菌物質投与の効果,4.検査後の菌血症の諸問題につき,97例について尿の培養,血液培養,得られた細菌の感受性テスト,頻回にわたる体温測定を行つた結果以下の成績を得た。
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