Japanese
English
薬剤の臨床
静注用ウロサイダルの使用経験
Experience with "Urocidal" of intravenous use
岩崎 寛和
1
,
大神 義光
1
,
木村 好秀
1
Hirokazu Iwasaki
1
1東京大学医学部産科婦人科学教室
pp.753-757
発行日 1960年8月10日
Published Date 1960/8/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409202260
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
Ⅰ.緒言
1935年DomagkによるProntosilの発見以来,今日迄に多数のサルファ剤が世界各国に於いて試作,合成されてきたが,近年ペニシリンを初めとする各種抗生物質の発見普及につれ,サルファ剤の使用範囲はやや狭められたかの感があつた。
しかるにその後抗生物質の研究により,若干の欠点が指摘され,再びサルファ剤への認識が昂まり,最近,少量投与で,しかも長時間有効血中濃度を維持する所請持続性サルファ剤も多数登場するに到つた。
Copyright © 1960, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.