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皮膚疾患にたいするネオアデピレン,強力ネオビフロキシンの治験
中島 一
1
,
和田 靖之介
1
1久留米大学医学部皮膚科教室
pp.486-488
発行日 1956年7月1日
Published Date 1956/7/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1491201730
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緒言
最近皮膚疾患とビタミンとの関係が強調されて以来,各種疾患の治療に使用されてきた。その結果ビタミンB2およびB6が各種皮膚疾患中,とくに湿疹ならびに皮膚炎に有効であることが明白となつた。以来ビタミンB2,B6の製剤は多数をきわめ,その治験例も多数報告されている。われわれも以前アデピレン,ビフロキシンの治験例に就て発表したが,今回さらにネオアデピレン,および強力ネオピフロキシン(ゾンネボード製薬提供)をえて各種皮膚疾患に使用したのでその治験について報告する。
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