Japanese
English
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セレスタミンの治験
THE CLINICAL EFFECT OF CELESTAMIN ON SKIN DISEASES
中島 一
1
,
河野 通延
1
Hajime NAKASHIMA
1
,
Michinobu KONO
1
1北九州市立若松病院皮膚科
1Department of Dermatology, Wakamatsu Municipal Hospital, Kitakyushu City
pp.165-167
発行日 1966年2月1日
Published Date 1966/2/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1491204289
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I.はじめに
最近,副腎皮質ホルモンと他の抗アレルギー剤を混和して使用することにより,治療効果をたかめると共に副腎皮質ホルモンの含有量を減じ,副作用を軽減せしめ,且つ患者の経済的負担をも考慮する様な試みがなされており,安田は精神安定剤とコルチコイド併用による治験を,我々は抗ヒスタミン剤とコルチコイドの併用治験を先に発表した(新薬と臨床,13巻,1号)。
しかるに,今回同様な試みで製剤されたセレスタミンをアメリカ・シェーリング社より提供されたので,この治験について発表し,いささかの所感を述べる。
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