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最近1年半の皮膚結核の統計並に治療
松崎 統
1
1鹿児島県立大学医学部皮膚泌尿器科教室
pp.1063-1065
発行日 1955年12月1日
Published Date 1955/12/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1491201558
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はじめ
先般教室の田代(本誌9巻3号)が27年1月〜28年6月までの皮膚結核の統計を発表して,鹿児島のような暖地にも意外に本症が多いことを述べた。田代によればエリテマトーデス,結節性紅斑を含み,皮膚科外来患者の1.16%,この両者を除けば0.78%である。本文ではこれに引継いで昭和28年7月より29年12月までの1年半の間の統計を述べる。さらに結核疹の治療にコーチゾンを使用してみるべき効果を挙げたのでそれを付け加えることにする。
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