特集 心筋症診療のフロントライン—概念から最新の治療まで
Ⅳ章 HFrEFと出会ったら
心臓MRI検査
佐久間 肇
1,2
,
堂前 謙介
2
,
石田 正樹
1
1三重大学大学院医学研究科放射線医学
2三重大学医学部附属病院放射線科
pp.49-56
発行日 2022年1月1日
Published Date 2022/1/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1438200551
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Point
・シネMRIは左室・右室の容積,心筋重量,収縮機能評価におけるゴールドスタンダードとして広く受け入れられている.
・遅延造影MRIは心筋の壊死,線維化,浸潤などの心筋組織変化を描出する.
・T1マッピングはFabry病や心アミロイドーシスの診断に,T2マッピングは心筋炎の浮腫の診断に不可欠のMRI撮影法である.
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