特集 真っ先に覚えておきたい画像診断の「サイン」
心臓・冠動脈(CT・MRI)
髙藤 雅史
1
,
北川 覚也
2
,
石田 正樹
1
1三重大学医学部附属病院 放射線科
2三重大学大学院医学系研究科 先進画像診断学講座
キーワード:
心臓CT(cardiac CT)
,
心臓MRI(cardiac MRI)
,
画像診断(diagnostic imaging)
Keyword:
心臓CT(cardiac CT)
,
心臓MRI(cardiac MRI)
,
画像診断(diagnostic imaging)
pp.38-43
発行日 2023年10月30日
Published Date 2023/10/30
DOI https://doi.org/10.18885/CI.0000001464
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急性冠動脈症候群(acute coronary syndrome;ACS)は,冠動脈プラークの破綻と,それに伴う血栓形成により冠動脈の高度狭窄または閉塞をきたして急性心筋虚血を呈する病態である。冠動脈プラークのなかでも,辺縁を薄い線維性被膜に包まれ,中心部に大きな壊死性コア(necrotic core)を含むプラークは脆弱であり,ACSのリスクが高い。
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