特集 プレシジョン・メディシン時代における腫瘍循環器学の重要性
Ⅱ章 がん医療の進歩と腫瘍循環器学
分子標的薬とがん治療関連心血管疾患(CTRCD)
坂東 泰子
1
1名古屋大学大学院医学系研究科循環器内科学
pp.566-569
発行日 2021年10月1日
Published Date 2021/10/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1438200528
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Point
・がん治療全般は循環器疾患のリスク因子の一つとして認知される.
・治療前には一般的な心血管病リスク〔動脈硬化性心血管疾患(ASCVD)リスクと心不全(HF)リスク〕の評価と,使用予定の抗がん剤で引き起こされる特有の副作用を考慮する.
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