特集 プライマリケアに必携! アレルギー診療の基本ガイド
[Chapter 2] 治療の基礎知識
分子標的治療薬
三木 春香
1
,
松本 功
1
,
檜澤 伸之
2
1筑波大学 医学医療系膠原病リウマチアレルギー内科学
2筑波大学 医学医療系呼吸器内科学
キーワード:
抗IgE抗体
,
抗IL-5抗体
,
抗IL-5受容体抗体
,
抗IL-4受容体抗体
,
抗IL-31抗体
,
抗TSLP抗体
Keyword:
抗IgE抗体
,
抗IL-5抗体
,
抗IL-5受容体抗体
,
抗IL-4受容体抗体
,
抗IL-31抗体
,
抗TSLP抗体
pp.1070-1075
発行日 2023年12月1日
Published Date 2023/12/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_naika132_1070
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▪アレルギー疾患において,IgE抗体,2型サイトカイン(IL-4,IL-5,IL-13),IL-31,上皮由来サイトカインTSLPを分子標的とした生物学的製剤が本邦で適用承認されている.
▪既存治療で効果不十分な気管支喘息,アトピー性皮膚炎,アレルギー性鼻炎および慢性副鼻腔炎では分子標的治療薬の使用が検討される.
▪専門医あるいは十分な経験を有した医師の管理のもと,最適使用推進ガイドラインを遵守した使用が推奨される.
© Nankodo Co., Ltd., 2023