特集 U40世代が描く心不全診療の現状と未来—基礎研究を識り,臨床を素心深考する
Ⅰ.心筋症
弁膜症性心筋症:AS→TAVI後の経過の予後規定因子はありますか?
渡邊 雄介
1
1帝京大学医学部循環器内科
pp.42-47
発行日 2020年1月1日
Published Date 2020/1/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1438200327
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Point
・経カテーテル的大動脈弁植え込み術(transcatheter aortic valve implantation;TAVI)は本邦にて保険償還後5年以上経過し爆発的に症例が増え,成熟期を迎えている.
・開胸低リスク患者での開胸手術とTAVIのランダム化試験ではTAVI優位なエビデンスが得られた.
・耐久性の向上が課題であり,術後の血行動態を考慮したTAVIが求められている.
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