特集 循環器疾患におけるディベート
治す TAVIをintermediate riskのASにも勧めるか?
渡邊 雄介
1
1帝京大学医学部附属病院 循環器内科
キーワード:
大動脈弁狭窄症
,
診療ガイドライン
,
治療成績
,
リスク評価
,
経カテーテル大動脈弁置換術
Keyword:
Aortic Valve Stenosis
,
Treatment Outcome
,
Risk Assessment
,
Practice Guidelines as Topic
,
Transcatheter Aortic Valve Replacement
pp.999-1003
発行日 2018年10月9日
Published Date 2018/10/9
DOI https://doi.org/10.18885/J03097.2019001845
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
<Point>1 PARTNER2 trialやSURTAVI trialで開胸中等度リスク患者へのTAVIが外科的大動脈弁置換術(surgical aortic valve replacement:SAVR)と比べて死亡脳梗塞において非劣性が証明された。2 2017年のESC/EACTSガイドラインではTAVIとSAVRの選定にあたる推奨ラインが75歳と以前のガイドラインよりも若年に明確に定義された。3 開胸低リスク患者へのTAVIとSAVRを比較したPARTNER3 trialが行われ終了し、結果が期待されている。欧米では低リスク患者もTAVIで治療する方向である。
Copyright© 2018 MEDICAL VIEW CO., LTD. All rights reserved.