特集 心疾患治療としての心臓リハビリテーション
Ⅲ.各種疾患の心臓リハビリテーション
慢性心不全
絹川 真太郎
1
1北海道大学大学院医学研究院循環病態内科学
pp.274-283
発行日 2019年4月1日
Published Date 2019/4/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1438200256
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Point
・心不全は心機能障害と神経体液性因子の活性化を中心とし,他の臓器障害が合併し,運動耐容能が低下した進行性の病態である.
・心不全においては,適切に処方された有酸素運動と抵抗運動は極めて有用であり,多面的な効果をもたらす.
・運動療法と疾患管理プログラムは心臓リハビリテーションそのものであり,心不全の標準的治療法である.
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