特集 循環器診療 薬のギモン—エキスパートに学ぶ薬物治療のテクニック
Ⅱ.高血圧診療でのギモン
収縮期血圧140mmHg.薬剤を追加して下げるべきか?
斎藤 重幸
1
1札幌医科大学保健医療学部基礎臨床医学講座
pp.48-57
発行日 2018年1月1日
Published Date 2018/1/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1438200114
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
Point
・現在の日本人においても高血圧は生命予後,ADL,QOLを規定する最大のリスク因子の一つである.
・高血圧の診療にはガイドライン(JSH2014)の利用が有用で,個々の病態を踏まえた治療・管理が必要となる.
・高血圧治療では確実な降圧が達成できなければ,予後改善効果は得られない.忍容性を考慮して確実な降圧を得ること.
Copyright © 2018, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.