特集 どう診る? 急増する非結核性抗酸菌症,見逃せない結核
Ⅲ.結核 各論
潜在性結核感染症の診断と治療
猪狩 英俊
1
1千葉大学医学部附属病院感染症内科
pp.286-293
発行日 2022年5月1日
Published Date 2022/5/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1437200555
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Point
・潜在性結核感染症の診断と治療は,結核低蔓延時代を迎える日本の結核対策では重要な戦略になってくる.
・潜在性結核感染症の診断は,インターフェロンγ遊離試験を使用する.
・潜在性結核感染症の治療は,イソニアジドとリファンピシン併用による3〜4カ月治療が加わり,選択肢が増えた.
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