連載 Dr.長坂の身体所見でアプローチする呼吸器診療・17【最終回】
身体所見のまとめとコツ—呼吸器疾患でみられる部位ごとの身体所見
長坂 行雄
1,2
1洛和会音羽病院
2洛和会京都呼吸器センター
pp.526-535
発行日 2019年8月1日
Published Date 2019/8/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1437200286
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身体所見がどのような病態生理を反映したり特定の疾患を示唆したりするのか,これまでの連載では症状別,疾患別に解説してきた.最終回となる本稿では,実際の診察を念頭に,体形,顔から足先まで部位別にまとめてみた.筆者の47年間の診療経験から重要と思う所見で,成書には記述がない部分もあるが,病態生理から考えれば合理的に説明できる.自信をもてる身体所見のみが診断に近づく.ぜひ自分の感性に自信をもって身体所見を診療に活かしていただきたい.
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