特集 喘息・COPD—病態の多様性の捉えかたと最適な治療選択
Ⅱ.喘息病態の多様性と最適な治療アプローチ
好中球性喘息とは何か
井上 純人
1
,
五十嵐 朗
1
,
佐藤 建人
1
1山形大学医学部附属病院第一内科
pp.224-229
発行日 2019年5月1日
Published Date 2019/5/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1437200241
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Point
・好中球性喘息は,肥満傾向,症状が強く,呼吸機能が悪く,高用量のステロイドを使用する患者に多い.
・好中球性喘息に対する治療で,マクロライド系抗菌薬の有効性が報告されている.
・治療強化の際は,抗菌薬の乱用にならないよう留意することと,現行治療のアドヒアランスの確認が重要である.
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