特集 喘息・COPD—病態の多様性の捉えかたと最適な治療選択
Ⅱ.喘息病態の多様性と最適な治療アプローチ
好酸球性気道炎症の免疫学的機序とその多様性
髙橋 浩一郎
1
1佐賀大学医学部附属病院呼吸器内科
pp.216-222
発行日 2019年5月1日
Published Date 2019/5/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1437200240
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Point
・喘息は好酸球性気道炎症が主な病態であり,獲得免疫である2型ヘルパーT細胞のみならず,自然免疫系の2型自然リンパ球が関与する.
・IgE,IL-5,IL-4/IL-13を標的とした分子治療薬の使用に際して,個々の喘息症例の分子病態理解が治療選択につながる.
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