特集 結核・非結核性抗酸菌症—エキスパートが教える 実臨床に役立つ最新知見
Ⅰ.結核・非結核性抗酸菌症の臨床
グローバル化と日本への影響
加藤 誠也
1
1公益財団結核予防会結核研究所
pp.534-541
発行日 2018年11月1日
Published Date 2018/11/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1437200182
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Point
・日本における外国出生結核患者の割合は増加を続けており,2016年は全結核患者の7.6%,20歳代では57.7%を占めた.
・外国出生結核患者は20歳代が半数以上と若年者が多く,多剤耐性結核の割合が高い.
・日本においても入国前健診実施の方針が示されており,成果が期待される.
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