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第6回IWCVS(The 6th International Workshop onCerebrovascular Surgery)は2000年6月4-7日,韓国の首都Seoulで開催された.会長はYonsei大学のKyu-Chan Lee教授である.3年前,九州大学福井仁士教授会長のもとに第5回IWCVSが第26回日本脳卒中の外科学会にひき続いて福岡で開催されたことは記憶に新しい.本Workshopの第1回目は1987年菊地晴彦先生を会長として東京で開催された.当時はInternational Workshop on Cerebral Aneurysmsという名称であったが,第3回高倉公朋教授会長の時から現在の名称に変更された.以後,原則的には3年に1回の間隔で開催されている.その歴史的経過の詳細は九州大学池崎清信先生の記された第4回IWCVSの報告記(脳卒中の外科23:483-484,1995)を参照されたいが,今回の第6回開催に先立ちある会議が横浜で開催された.それは日本脳神経外科コングレス総会の会期中に開かれた「IWCVS運営委員会」である.本委員会の議題は次期開催地および次期会長候補を決定することであり,第5回(日本),第6回(韓国)のIWCVS committee memberと日本脳卒中の外科学会運営委員が参加して行われた.第5回会長の福井教授と第5-6回IWCVSのSecretary General東北大学吉本高志教授の2人が司会をつとめ,以下のことが決定された.1)日本で始まった会であるので,日本と外国とで交互に開催すること,2)本会は今後日本脳卒中の外科学会事務局がお世話させていただくこと,の2点である.そこで順番として次回は日本に一度戻すことになり,参加者から次期会長候補の推薦と投票が行われ,福島県立医科大学児玉南海雄教授が第7回会長として選出された.
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