学会印象記
Third International Research Workshop on Frontotemporal Dementia in ALS(2009年6月21~25日)
河村 満
1
1昭和大学医学部内科学講座神経内科学部門
pp.280
発行日 2010年3月1日
Published Date 2010/3/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1416100652
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本会はWestern Ontario大学神経内科教授のMichael J Strong先生主催の,参加者100人に満たない小規模の国際ワークショップで,日本からは写真の4人のみ参加した。規模は小さいが,内容は最新のトピックが扱われ,非常に充実していた。
本誌2009年11号の編集後記に中野今治先生が,「今,FTLDとALSが面白い」と書き始めている。そのとおりで,運動系の純粋変性疾患とされていた“筋萎縮性側索硬化症(ALS)”と認知症の重要病態である“前頭側頭葉変性症(FTLD)”とが延長線上の疾患と考えられつつあり,神経内科医はこの問題に皆興味を持っている。
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