特集 STA-MCAバイパス術—日本が世界に誇る技を学ぶ
鼎談
バイパス術の将来—内科・外科の立場から
平野 照之
1
,
岩間 亨
2
,
森岡 基浩
3
1杏林大学脳卒中医学教室
2岐阜大学脳神経外科
3久留米大学脳神経外科
pp.713-718
発行日 2022年7月10日
Published Date 2022/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1436204612
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新薬の開発など内科的治療の発展により,脳卒中治療における浅側頭動脈(STA)-中大脳動脈(MCA)バイパス術の適応は減少傾向にあります.そのようななかで,いざというときにどう備えるか,またよりよい治療をめざし脳卒中内科医とどう協働するか,脳神経外科医にとって今日の大きな課題と言えます.本鼎談では,先達から受け継いだバイパス術のエビデンス,最新の脳卒中治療,自身の手技の磨き方,STA-MCAバイパス術の今後の可能性について,エキスパートの先生方にお話しいただきました.(2022年3月18日収録)
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