Japanese
English
手術手技
腰椎ヘルニアの手術
Surgical Management of Lumbar Disc.
畠中 坦
1
Hiroshi HATANAKA
1
1帝京大学脳神経外科
1Department of Neurosurgery, Teikyo University School of Medicine
キーワード:
Lumbar disc
,
Indication
,
Surgical management
,
general
Keyword:
Lumbar disc
,
Indication
,
Surgical management
,
general
pp.975-980
発行日 1975年12月10日
Published Date 1975/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1436200384
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
Ⅰ.緒言--欧米・日本での歴史と現況
欧米での脳神経外科クリニックを見学したものが一様に言うのは,病棟入院患者の1/2-3/4が「腰椎椎間板ヘルニア」の患者であるという事実である.
私が,マックギル大学のモントリオール神経学研究所病院の脳神経外科に暫らく働いたときも,ほとんど毎日のようにヘルニアの新患者が入院し手術して10日以内ぐらいで退院するという単調な同じことの繰り返しには,内心うんざりしたものであった.当時まだ助教授で40歳台であったGilles Bertrandはすでに2000例以上を手術して「ヘルニアの再発は1例もない」とボソリと私に語った.今では彼の椎間板ヘルニア手術症例数は恐らく4000例を越えている筈である.
Copyright © 1975, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.