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特集 肘関節鏡視下手術のテクニック
スポーツ選手に対する肘関節鏡視下手術
Elbow arthroscopic surgery for athletes
横山 賢二
1
,
松浦 哲也
2
Kenji YOKOYAMA
1
,
Tetsuya MATSUURA
2
1徳島大学病院,整形外科
2徳島大学大学院医歯薬学研究部,脊椎関節機能再建外科学
キーワード:
Elbow arthroscopic surgery
,
Indication
,
Athletes
Keyword:
Elbow arthroscopic surgery
,
Indication
,
Athletes
pp.365-371
発行日 2022年4月1日
Published Date 2022/4/1
DOI https://doi.org/10.18888/se.0000002087
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要旨:肘関節鏡下手術は,関節鏡や周辺機器の進歩により,低侵襲かつ効果的に処置を行うことが可能で,特にスポーツ選手に有用である。実施可能な処置として,遊離体の摘出,滑膜,骨棘や骨堤の切除,骨軟骨病変の郭清,癒着した関節包の剝離と瘢痕組織の切離などがある。前方関節腔の操作では,主に上内側ポータルと前外側ポータルを使用する。後方関節腔,外側関節腔と内側関節腔では,外側ポータル,後外側ポータルと後内側ポータルを使用する。基本的手技をポイントを理解して,手際よく実施することが肝要である。
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