扉
脇道の勧め
三原 千惠
1
1安田女子大学家政学部管理栄養学科
pp.897-898
発行日 2014年10月10日
Published Date 2014/10/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1436200002
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この度,「扉」の寄稿を依頼され,大変光栄に思うと同時に「なぜ私?」という不安に駆られた.地方の女子大学(しかも医学部以外)に勤務している脳神経外科女医では力不足ではないだろうか,いや「扉」も私なんかに声掛けされたということはそろそろ人材不足なのかな?(失礼!),脳神経外科女医会の副代表だから女性の社会進出について一言?(いやいや代表の加藤庸子先生がおられるぞ),脳神経外科同時通訳団の数少ない女性だから?(これまたもっと英語の上手な女医さんがおられるぞ),まさか脳神経外科医にめずらしい労働衛生コンサルタント資格があるから?(脳神経外科医で資格を持っている人は少ないからこれかな?)と乏しい略歴の中から理由を探したが,やはりわからない.最終的に,大した経歴もない平凡な女医でも曲がりなりに「教授職」を得たということで,若い方々への何らかのエンカレッジになるのだろうと納得した.
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