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特集 第15回脳のシンポジウム
脳研究のあり方
神経内科医の立場からみた脳研究のあり方
The status of brain research from standpoint of a neurologist
椿 忠雄
1,2
Tadao Tsubaki
1,2
1新潟大学脳研究所神経内科
2現:東京都立神経病院
1Department of Neurology, Brain Research Institute, Niigata University
2Tokyo Metropolitan Neurological Hospital
pp.1134-1136
発行日 1980年12月10日
Published Date 1980/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1431905232
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精神医学と神経内科学
現在は多くの人びとにとって解決済と考えられたり,歴史的事実と見られていることで,現在の神経学を考える時忘れられない重要な一点がある。それは精神医学と神経内科学の関係である。
著者は,昭和39年10月16日開催された第1回精神医学懇話会「精神医学と神経医学」の討論1)を指定討論者として述べた。その論旨は現在においても変わっていないし,神経内科医のあり方を先見したものであると思われるので,以下その要旨を述べる。
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