特集 神経学における最近の研究
<臨床>
自律神経—伝達物質の臨床を中心に
宇尾野 公義
1
1東京都立府中病院神経内科
pp.792-794
発行日 1978年7月10日
Published Date 1978/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1431904935
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自律神経研究の歴史は古く,しかも体生神経とともに体内分布および機能面できわめて広範にわたるため,基礎・臨床の各領域に多くの業績が残されている。とくに近年,電顕,細胞組織化学,免疫学,超微細分析法,微量活性物質の測定法,自律機能に関する生理・薬理・内分泌学的検査法などの目ざましい進歩により,生体の生理機構や疾患の解明に寄与するところはまことに大である。
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