Japanese
English
一般演題
白鼠摘出頸部交感神経節のアミノ酸代謝の研究
Experimental Study of Amino Acid Metabolism in Excised Cervical Sympathetic Ganglion from Rat
永田 豊
1
,
横井 幸雄
1
,
塚田 裕三
1
Yutaka Nagata
1
,
Yukio Yokoi
1
,
Yasuzo Tsukada
1
1東邦大学医学部第2生理
1Dept. of Physiology, Toho University School of Medicine
pp.548-552
発行日 1965年9月25日
Published Date 1965/9/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1431904216
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はじめに
鼠の交感神経節は神経細胞,神経線維およびそれらを結ぶシナップスを含む単純な系で生体より摘出後も良好な環境に保てば10時間以上にわたつて電気刺激によるシナップス伝達の活動電位を記録でき,また比較的高い物質代謝を示すことが知られている1)。そこで神経系の機能と代謝とを追求する目的にはこの神経節は非常に好適な材料である。すでにLarrabee2)3)らにより交感神経節の炭水化物,燐脂質などの代謝が機能と関連して調らべらたてきたが,われわれはここでアミノ酸代謝およびその能動輸送系について検討した。
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