挨拶

Chairman's address

　日本学術会議，脳研連主催の「脳のシンポジウム」も回を重ね，今回で29回目になります。学術会議では研究連絡会（いわゆる研連）の活動が重視されており，「脳のシンポジウム」のように息の長い活動は学術会議から評価されております。しかも，諸先輩のご努力により，シンポジウムの記録がすべて文献として残され，多くの方々のお役に立っていることは実に貴重であると申さねばなりません。

　シンポジストも，新進気鋭の研究者が選ばれ，脳研究を支える世代に刺激を与えております。今回は大阪大学脳神経外科早川教授のお世話で久し振りに大阪でシンポジウムが開催されることになりました。