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特集 第35回脳のシンポジウム
挨拶
Chairman's address
柳澤 信夫
1
Nobuo YANAGISAWA
1
1国立中部病院・長寿医療研究センター
1Chubu National Hospital, National Institute for Longevity Sciences
pp.854-855
発行日 2000年12月10日
Published Date 2000/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1431901196
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- Abstract 文献概要
2000年3月10日,11日の2日間にわたり,第35回脳のシンポジウムが,北海道大学大学院医学研究科神経内科学田代邦雄教授を世話人として,北海道大学医学部臨床大講堂において開催された。本シンポジウムは,目本学術会議の脳・神経学研究連絡委員会が主催するもので,数多い学術会議の研究連絡委員会のシンポジウムの中で,量,質ともにきわめて高いものと評価されている。
脳のシンポジウムは,その長い歴史の中で基礎と臨床の架け橋となる脳科学,神経病学,精神医学の連携の場として,重要な役割を果してきた。私事になるが,私が始めて脳のシンポジウムで講演をしたのは1967年第3回の折で,そのテーマは『姿勢と姿勢異常』であった。当時のシンポジウムを主催した先達から,“脳研究の姿勢”も問題にしたかったのだと云われたことを記憶している。
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