Japanese
English
特集 第31回脳のシンポジウム
挨拶
Closing remarks
萬年 徹
1,2
Tohru MANNEN
1,2
1社会福祉法人三井記念病院
2日本学術会議「脳・神経学研究連絡委員会」
1Mitsui Memorial Hospital
2National Committee for Brain Research, Science Council of Japan.
pp.1033
発行日 1996年12月10日
Published Date 1996/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1431900814
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- Abstract 文献概要
今回は慶大・福内靖男教授のお世話で,「嗅覚」「接着蛋白」「脳血管」「脳研究の方法論」の四つのテーマで,シンポジウムが行われました。
嗅覚は,これまで取り上げられたことのない主題でしたが,演者の方々の発表を聞かせていただき,嗅覚の研究がこれ程進歩していることに感銘を受けました。第一番目の脳神経と教えられていながら,神経学の臨床の場では注意して所見を取ることが少なく,また,検査の方法も決定的なものがないため,関心が薄かったと申せます。嗅覚受容器の問題,嗅覚の記憶の問題,など大変興味深く拝聴いたしました。
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