連載 Dose intensityを維持する漢方スキル[1]
疲労・倦怠感
元雄 良治
1
1金沢医科大学腫瘍内科学
pp.164-165
発行日 2019年4月15日
Published Date 2019/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1430200390
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症状の概要
発症機序
がん自体による疲労・倦怠感には、がん細胞から産生・分泌されるサイトカイン(IL-6、soluble TNF receptor type Ⅱ)、酸化ストレス、自律神経のバランスなどが関与していると考えられている1〜3。がん薬物療法による疲労・倦怠感も、薬物療法によってがん細胞から放出されるサイトカインなどの関与が想定されているが、不明な点が多い。
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