連載 これからの免疫療法の話をしよう[4]
抗PD-L1抗体療法—atezolizumab,durvalumab,avelumab
珠玖 洋
1
,
北野 滋久
2
1三重大学大学院医学系研究科病態解明医学講座遺伝子・免疫細胞治療学
2国立がん研究センター中央病院先端医療科
pp.136-140
発行日 2017年2月15日
Published Date 2017/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1430200174
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はじめに
前回は抗PD-1抗体についてでした。連載4回目となる今回は、免疫チェックポイント阻害薬として抗CTLA-4抗体、抗PD-1抗体に続き、臨床開発に成功し、海外ではすでに膀胱がん、非小細胞肺がんに承認を得ており、複数のがん種への開発と適応拡大が進む抗PD-L1抗体について説明させていただきます。
また、トピックスとして、「がん免疫療法に対する治療効果判定方法の現況」と「Hyper progressive disease」を取り上げさせていただきます。
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