特集 “消去法”で考え直す「抗菌薬選択」のセオリー—広域に考え、狭域に始める
【抗菌薬選択クイズⅠ】“消去法”で絞り込む抗菌薬選択
❽小児感染症
石和田 稔彦
1
1千葉大学 真菌医学研究センター 感染症制御分野
キーワード:
呼吸器感染症
,
インフルエンザ菌
,
肺炎球菌
,
A群レンサ球菌
,
初期治療薬
,
小児
Keyword:
呼吸器感染症
,
インフルエンザ菌
,
肺炎球菌
,
A群レンサ球菌
,
初期治療薬
,
小児
pp.808-811
発行日 2023年7月15日
Published Date 2023/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1429204361
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小児感染症の適切な治療は、年齢と病歴、微生物検査に基づく原因微生物の推定と、その種類および薬剤感受性を想定した治療薬の選択が基本となる。本稿では、小児感染症として頻度の高い呼吸器感染症である「咽頭炎」「中耳炎」「気管支炎」「肺炎」を取り上げ、いかに初期治療薬を適正に選択するか、その考え方を述べる。
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