特集 不定愁訴にしない“MUS”診療—病態からマネジメントまで
【各論Ⅱ】「FSS」の病態とマネジメントCaseつき
❷筋痛性脳脊髄炎/慢性疲労症候群(ME/CFS)
佐藤 元紀
1
,
伴 信太郎
2,3
1名古屋大学医学部附属病院 総合診療科
2中津川市地域総合医療センター
3愛知医科大学 医学教育センター
キーワード:
ME/CFS
,
鑑別診断
,
集学的治療
,
多職種協働
Keyword:
ME/CFS
,
鑑別診断
,
集学的治療
,
多職種協働
pp.1335-1338
発行日 2022年11月15日
Published Date 2022/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1429204025
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◦正しく診断することが重要:診断基準を満たす患者でも、半数以上でME/CFS以外の診断となる。
◦特異的な薬物治療はない:抗うつ薬・睡眠導入薬などの対症療法や、漢方薬による治療が有効なケースもある。
◦生活指導・社会的サポートが重要:さまざまな診療科・職種が関与した包括的な治療が必要である。
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