特集 “血が出た!”ときのリアル・アプローチ—そんな判断しちゃダメよ!
【第3章】予防に勝る治療なし
❹心房細動に対する抗凝固薬、急性冠症候群に対する抗血小板薬内服患者の出血予防
笠井 裕平
1
,
坂本 壮
2
1榊原記念病院 循環器内科
2総合病院 国保旭中央病院 救急救命科
キーワード:
心房細動合併冠動脈疾患患者
,
CHADS2 score
,
HAS-BLED score
,
high bleeding risk
,
HBR
,
カテーテルアブレーション
,
経皮的左心耳閉鎖術
Keyword:
心房細動合併冠動脈疾患患者
,
CHADS2 score
,
HAS-BLED score
,
high bleeding risk
,
HBR
,
カテーテルアブレーション
,
経皮的左心耳閉鎖術
pp.1534-1537
発行日 2021年12月15日
Published Date 2021/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1429203517
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
低侵襲カテーテル治療の進歩、高齢化が進む循環器診療において、抗凝固薬・抗血小板薬内服患者の出血の問題は避けられない。血栓塞栓リスクを重視した薬物療法から、出血リスクも考慮した薬物療法・非薬物療法への転換期であり、出血予防を考慮した抗血栓療法に関して解説する。
Copyright © 2021, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.