特集 新時代の「在宅医療」—先進的プラクティスと最新テクノロジー
【各論Ⅱ】各地の先進的実践事例集
「誤嚥性肺炎・摂食嚥下障害」の多職種連携
大浦 誠
1
1南砺市民病院 内科
キーワード:
誤嚥性肺炎
,
摂食嚥下障害
,
多職種連携
,
クリニカルパス
,
“引き算”の介入
Keyword:
誤嚥性肺炎
,
摂食嚥下障害
,
多職種連携
,
クリニカルパス
,
“引き算”の介入
pp.846-850
発行日 2021年7月15日
Published Date 2021/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1429203265
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Case
患者:80歳、男性
既存歴:Parkinson病
現病歴:ADLは杖歩行レベルで、同程度のADLの妻と2人暮らし。食事は、普段からたまにむせることがあったが、とろみをつけずに食べていた。たまに一過性に発熱することはあったが活気もあり、食事を1食スキップすると解熱し、今までどおり食べているようであった。入院するほどでもなく、外来治療が必要というほどでもないが、今後もっと悪くなることを心配している。近所の方から南砺市民病院に「外来嚥下評価パス」があることを教えてもらったと相談があった。
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