特別増大特集 新型コロナウイルス・パンデミック—今こそ知っておきたいこと、そして考えるべき未来
[Ⅲ章] 「ヘルスケアシステム」や「社会」は構造的にどう変わったか、変わっていくか
—「コミュニティヘルス」の視点から—場づくり・まちづくりの“New Normal”—「不安」を受けとめ、「分断」を超えるつながりをつくるには
広石 拓司
1,2
1株式会社エンパブリック
2慶應義塾大学総合政策学部
キーワード:
新型コロナウイルス
,
コミュニティ
,
住民主体
,
オンライン交流
,
コミュニケーション
,
価値観の分断
Keyword:
新型コロナウイルス
,
コミュニティ
,
住民主体
,
オンライン交流
,
コミュニケーション
,
価値観の分断
pp.78-82
発行日 2021年1月15日
Published Date 2021/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1429202960
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新型コロナウイルス感染予防のために、地域での活動やイベントの多くが中止や延期になったことは、「地域のつながり」や「高齢者の健康」などに影響を与えている。筆者は、東京都の地域包括ケアシステムにおける生活支援コーディネーター向けの研修や活動支援、千代田区など都心部のコミュニティ醸成に携わっており、数多くの地域づくりの現場の声を聴いてきた。それを踏まえて、COVID-19が「地域」に与えた影響と今後のあり方と、そのなかで専門職に求められることの一考察を行いたい。
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